こんにちは!
太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。
デスクワークでパソコンを使うから肩こりがひどくて辛い。
あなたはこのような事でお悩みではりませんか??
現代ではパソコンが無くては仕事ができないので、「パソコンを触らないように」とも「控えるように」とも言えませんし、言われたところでパソコンで仕事をするしかありませんね。
確かに今では肩こり解消のストレッチや体操、首に付けるだけの肩こり解消グッズなどたくさんあり、肩こりの解消も気になるところであるでしょうが、肩こりになる前に予防することも大切なんです。
肩こりが今以上にひどくなる前に、パソコン作業をする際の自分の姿勢とパソコンの位置を意識するだけで、肩こりの辛さを大幅に減らす事ができます。
パソコン仕事でやりがちな姿勢
どうしてもパソコンで仕事をしていると、1~2時間で終わりませんよね。
当院に通われている患者さんの中にも、1日6~8時間パソコンに向かうことで肩こりに悩まされています。
何時間もパソコンに向かっていると、少しずつ姿勢が崩れてくることに自分自身では気付かない場合がほとんどです。
「こんな座り方はダメですよ」って例を紹介していきます。
足を組む姿勢
「デスクに向かっている時は足を組んだ方が楽」という方はすでに身体が歪んでいる可能性大です。
このような方は、パソコンに限らず椅子に座れば足を組むという方は多いでしょう。
たまに「組む足を交互に組み替えたら、バランスが取れて大丈夫でしょ?」と質問される患者さんもいらっしゃいますが、例え組み替えたとしても骨盤も体のバランスも崩れていくのでアウトです!!
「足を組んだ方が楽」という方は、すでに骨盤や腰に負担をかけてしまっている可能性が高くなります。
逆に、足を組むのがクセだった患者さんは、姿勢が改善してくると「足を組みたくなくなる」とおしゃっていたので「足を組んだ方が楽」という方は、危険信号ですね。
このように、太ももに反対の足を引っかけて組むのも、もちろん注意が必要ですが、足首を交差させる組み方にも注意してください。
足首を交差させて組んでいる人は、本当に無意識でやってしまうので、問診で「足首を交差させる座り方はしてないですか?」と聞くと「してません(笑)」と言いながら、交差させています(笑)
太ももに引っ掛ける足組みは意識している人が多いものですが、足首の交差は本当に無意識なので気を付けないと少しずつ体の歪みを助長させることになります。
猫背座り
パソコンをされている方の中では、この姿勢が1番多いのではないでしょうか。
原因はパソコン画面の位置と高さ!!
正しい真っ直ぐの姿勢では見にくい位置だったり、画面が下向きになっていると、パソコンの画面が見えやすいようにパソコンではなく自分の方が背中を丸めて画面を見ようとするので、このように猫背の姿勢になってしまいます。
写真のように頭が前に出て下に落ちてしまい・背中も丸まってしまうことで、頭を首と肩の筋肉で支えなくてはならなくなります。
頭は体重の約10%あるので「首と肩の筋肉は常に12~14ポンドのボーリングの球と同等の重さを支え続ける」というと、どれだけ負担になっているか分かりやすいでしょうか。
腕ですら持ち続けるのがきついのに首と肩の筋肉で毎日支え続ければ、肩こりくらい起こっても何も不思議ではありません。
実は足を組んでのパソコン作業も、よく見れば頭が前に出てしまっています。
このように猫背座りになってしまう方は、パソコンの画面の向きが低い可能性があります。
姿勢を正して1番見えやすい向きに合わせてみてください。
背筋を伸ばして見えやすい位置に合わせれば、背中が曲がった時に多少なりとも見えにくくなるので、自分でも背中が丸まってきたことに気付きやすくなり、キレイな姿勢をキープしやすくなります。
間違った対処法
「パソコンで肩がこったから何か対策しなければ・・・」と、自分なりに対策を考えて実行される患者さんもいらっしゃいます。
これが、正しい対処法であれば良いのですが、間違った対処法だと悪化させることになります。
今から紹介する間違った対処法は、当院に来られている患者さんが実際にやってしまっていた対処法ですので、「これやってる」という方はお気を付けください!!
自分で肩を揉む
「肩がこったら自分で揉んじゃう」当然のことだと思います。
しかし、自分では筋肉が緩む適切な強さで肩をマッサージすることは難しく、いつの間にかドンドン押す力が強くなっていってしまいます。
自分で思い切り腕を叩くのと、人から思い切り叩かれるのでは、痛さは全然違い自分で叩く方が痛さを感じない事でしょう。
しかも、指で押して満足いかなければ、次はボールペンやマジックなどの細くて硬いものでグリグリし始めてしまいます。
こうなってしまうと、筋繊維が傷ついて切れてしまい、切れた筋繊維は更なる刺激(押される強さ)に耐えれるように硬く修復されます。
そうなると、更に強く押して筋繊維を切ってしまう ⇒ 筋肉はさらに強い刺激に耐えられるように修復する ⇒さらに強く押して・・・・・
このイタチごっことなり、肩こりを自分自身で悪化させることになってしまいます。
肩のストレッチ
「肩を揉んでダメなら伸ばしてみよう」このように考えられる方も多くいらっしゃうでしょうし、普段からパソコン作業に疲れたらデスクに座ってストレッチされている方もいらっしゃるかもしれません。
ストレッチは肩こりを解消するには良い方法です!!
しかし、伸ばす場所を間違えてしまえば悪化させる原因になりかねません。
肩こりで伸ばすとすれば
首を左右に倒して肩を伸ばしたり
頭を前に倒して首の後ろを伸ばしたり
腕を反対の腕で引き寄せて肩の後ろを伸ばしたり
よく行うストレッチはこのようなものが多いと思います。
これらは全て肩こりを悪化させるストレッチなので、やらないようにしましょう!!!
パソコン作業をして肩こりになる方は、常に肩に伸ばす力が働いているのでストレッチで肩を伸ばしてしまうと逆効果になってしまいます。
肩こりを解消させるのであれば、パソコン作業で縮こまった胸の筋肉を伸ばしましょう。
①手の平~肘まで壁に付けます
②上半身はまっすぐに、前に倒していきます
このようなストレッチをすると、縮みきった胸の筋肉が伸ばされるので、肩こりには効果的です。
会社や仕事場で「壁を使うと目立って嫌だなぁ」って時は
①両方の指を後ろで組みます。
②余裕があれば上半身を左右に回して、キープすると効果的です。
「肩がこって痛くてたまらない」ってところまで行くと、なかなか解消しにくいので「あっ、これは肩こりになるな」って前兆があったら、ぜひこのストレッチを試されてください。
パソコンの高さを高くする
「パソコンの高さを高くするってどうゆこと?」と思われるかもしれませんが、こうゆうことです。
確かに、目線はまっすぐになりやすいので頭が前の出て下に落ちず、姿勢がきれいに見えます。
しかし、パソコンの高さが上がった分、肩の筋肉を使って常に腕を持ち上げなければなりません。
実は腕というのは両方合わせて10~15㎏の重さがあるので、常に持ち上げ続けるというのは肩にとって相当な負担になるので、肩こりの悪化を加速させることになりかねません。
パソコンの高さではなく、画面の向きを調節するようにしましょう。
パソコン作業をするための正しい姿勢
パソコン作業をする際の正しい姿勢は
耳たぶ
肩の先端
股関節
この3点を線で結び、まっすぐになるような姿勢が正しい姿勢になります。
この姿勢をとるには
深めに椅子に座る
両足は床に付ける
顎を少し引く
背もたれに背中をつける
この座り肩であれば、まっすぐに座る事ができます。
「背もたれを使っちゃダメ」と思われる方もいらっしゃいますが、全然使われて大丈夫です。
また、このように真っ直ぐな姿勢だと「背中がきつく(ダルく)なる」と言われる方もいらっしゃいますが、今までパソコン中でも立った時でも背中を真っ直ぐにしてなかったので、背中の筋肉が弱くなっているだけです。
正しい姿勢を続けていくことで、背中の筋肉も鍛えられて辛くなくなっていきます。
まとめ
パソコン作業中の正しい姿勢についてでした。
足を組む・背中が丸くなるという人は本当に自分では気付かず、やってしまっています。
最初はきついですが、今以上に肩こりを悪化させないためにも正しい姿勢を頑張ってみてください!!
すざく鍼灸整骨院
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柔道整復師・鍼灸師
監修:赤星秀一