ギックリ腰の間違った治し方は超危険!冷やして安静はもう古い! | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!

太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。

 

 

もう、その場で崩れ落ちるしかないくらいの痛みが出るぎっくり腰。やったことがある人にしか分からない痛みですよね。

ひどいぎっくり腰を起こした時は、自分でどうにかしようとネットで調べたりする人も多いものです。

 

しかし、気を付けていただきたい!!

ネットでぎっくり腰の治し方を見てみると『患部(痛い部分)冷やして、痛みが引くまで動かずに安静」なんてサイトばかりが並びます。

 

確かに、一昔前までは私たち治療者の間でも、ぎっくり腰で来院された患者さんの対処法は氷でアイシング(冷却)して治療をしたら、家に帰ったら痛みが引くまで安静にするように指導していました。

 

しかし、最新の論文では今までのアイシングと安静指導が間違いであったことが、科学的に証明されたんです。

 

‣ぎっくり腰で早く痛みをとりたい人
‣ぎっくり腰がクセになって定期的に痛めてしまう人

 

このような方は、ぜひこのブログをお読みください!!

 

 

そもそもぎっくり腰って何?

ぎっくり腰の正式な名前は急性腰痛と言います。

読んで字のごとく「急に発症した腰痛」のことを言い、欧米ではあまりの痛さから「魔女の一撃」なんて呼ばれたりもします。

 

ぎっくり腰はその場から動けないくらい痛い腰痛を想像されるかもしれませんが、実はすべてがそうというわけではありません。

もちろん、ぎっくり腰が発症したらその場で動けないくらいの痛みに襲われることもありますが、軽度なものは自分で動く事ができるので痛いながらも自分で車の運転をして治療に来られる方もいます。

 

それでも

立ったり⇔座ったり
歩く
車の乗り降り
かがむ   など

このような動作を行いにくい場合がほとんどです。

 

 

ぎっくり腰は治るの?

ひどいぎっくり腰を起こしたことのある人が考えるだと思いますが、あまりの強い痛みが一晩経っても全然引いていかないので「これ治るのか?」と不安になります。

実際、私自身もぎっくり腰を起こした際にはあまりにも痛みが引かなかったし、当院に治療に来られた患者さんも「痛みが全然引かないから、一生このままだったらどうしようって不安だった」と話されます。

それくらい、ひどいぎっくり腰の場合は痛みが引かないものなんです。

 

ぎっくり腰の場合

発症直後2~3日:かなり強い痛み
発症後1週間:痛みがかなり和らぎ
発症後1ヶ月:痛みがほぼなくなる腰痛です。

つまり極端な話しを言うと、何も治療をしなかったとしてもぎっくり腰を発症してから1週間経つ頃には痛いながらも歩ける事ができて、1ヶ月経つ頃には痛みが無いという場合がほとんどです。

 

ただ、ここで問題となってくるのは仕事や家事。

1週間腰が痛いからって仕事が休めますか?家事をしなくても大丈夫ですか??

1~2日は休めるかもしれませんが、1週間は休むのはさすがにしんどいですよね。

主に精神的に、、、周りに気を遣いますよね(笑)

 

腰が痛い時のデスクワークも運転も地獄ですし、掃除機をかけるなどの家事を行うのだって相当つらいものがあります。

できるだけ早期に痛みをなくしていつも通りに動けるようになるために、間違った対処法と正しい対処法を今からご紹介していきます。

 

 

ぎっくり腰の間違った対処法

冒頭でもお伝えしましたが、ぎっくり腰の対処法としてアイシング(腰の冷却)と痛みが引くまでの安静は間違った対処法です。

そもそも、ぎっくり腰は腰の捻挫とされており、足首の捻挫同様にアイシングすることで患部の炎症物質を抑え、痛み(炎症)が引くまで安静にすることで治るものだと考えられていました。

しかし、各国で実験がなされたことからこの治療法が間違いだったと科学的に証明されたのです。

 

イギリスの医学誌に掲載された実験では

①ベッドでの安静
②腰痛治療
③できる限り今まで通りの生活を過ごす

この3つのグループに分けて実験したところ、従来の安静を行った①のグループが最も回復が遅く、できる限り今までの生活を過ごした③のグループが最も回復が早いという結果になりました。

 

他の研究結果でも同じように、日常的な家事などを行うよう活動を推奨した方が痛みや身体機能の改善が見込まれ、安静指示をされた患者さんは翌年に急性腰痛を再発するリスクが3倍以上高くなるという研究結果が発表されました。

ぎっくり腰で安静にすることは回復を遅らせるだけではなく、再発するリスクも跳ね上げてしまうということになります。

 

 

ぎっくり腰の正しい治し方

今まででお分かりかもしれませんが、ぎっくり腰を発症してしまった際の治し方や対処法を紹介していきます。

 

今まで通り動く

安静にすると回復が遅くなるだけではなく、再発するリスクが3倍にも跳ね上がります。

安静にするのは痛めたその日~最長でも次の日までに。

「無理してでも運動をしろ」というわけではありませんが、日常的に行っている家事や仕事をできるだけいつもと同じように行うことが大切です。

 

また、腰が痛いとコルセットをつけることを考えるかもしれません。

コルセットをつけて数日で大きな筋力の低下につながることはありませんが、当たり前のように長い期間コルセットをつけてしまうのは危険です。

 

コルセットは筋肉を1つ足して腰の筋肉を補助してくれる役割があるので、長期間つけていると本来存在しないはずの筋肉(コルセット)ありきでの体の使い方をしてしまうので、コルセットを外した時には体の使い方が下手になって上手く体を使えないことで二次的な症状を引き起こしてしまいます。

 

コルセットをつけずに済むのであればそれに越したことはありませんが、万が一コルセットをつけるとしても出来るだけ早期に外すことを大前提に使用しましょう。

 

温める

最近まではぎっくり腰は腰の捻挫とされ、炎症が広がらないように『ぎっくり腰=キンキンに患部を冷やす』が当たり前でしたが、ぎっくり腰の治し方でアイシングをしても効果が無いことが分かり、患部を温める温熱療法では痛みを軽減させることが科学的に証明されています。

 

ぎっくり腰を起こした際は、氷で冷やしたりせずに洋服を1枚かませてホッカイロやお風呂にしっかり浸かるようにして温めるようにしましょう。

 

腰に負担をかけない寝方

ぎっくり腰を起こした際のおすすめの寝方は

膝を軽く曲げて横向きに寝る

 

又は、膝下にクッションを入れて仰向けに寝る寝方です。

 

この2種類の寝方は腰の負担を大幅に減らしてくれます。

 

逆に仰向けになって足を伸ばす寝方はブリッジのように腰が浮いてしまい、うつ伏せになって寝てしまうと常に腰を反った状態になるので腰に余計な負担をかけることになります。

動くことは大切ですが、余計な負担はかけないようにしましょう。

 

腰に負担をかけない起き方

ベッドから起きる時に仰向けの状態のまま上半身を起こしたり、時には足を上げて勢いをつけてから起きるような人は、ぎっくり腰を起こしやすい人・慢性的に腰痛がある、当院ではこのような人が多い傾向になります。

この起き方は腰に大きな負担をかけてしまい、朝一からぎっくり腰を起こす原因になります。

 

起きる前に左右どちらでも構わないので、痛くない方に横向きになりそこから手の平や腕で上半身を支えながら、徐々に上体を起こしていく方法が最も腰に負担がかかりません。

 

ベッドの場合は、横向きになって足を先に下ろしてから起き上がる方法も腰に負担をかけずに済みます。

 

たかが起き方、されど起き方!!

起き方1つかもしれませんが、毎朝やることなので気を付けておいて絶対に損はありません!!

 

 

まとめ

ぎっくり腰を起こしてしまった時の治し方や対処法でした。

‣どうしても仕事を休めない
‣仕事中の痛みを早くなくしたい
‣私が動かなかったら家の中が回らない

このようにお困りの方は、すざく鍼灸整骨院にご相談ください!!

ぎっくり腰の痛みから1日でも早く解放されるお手伝いをさせて頂きます。

 

 

 

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柔道整復師・鍼灸師
監修:赤星  秀一

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