お孫さんの抱っこで腰を痛めない方法と対処法について | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!

太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。

 

明けましておめでとうございます。とうとう、平成最後の年になりました!!

年末年始はどのように過ごされましたか?

お子さんやお孫さんとお会いになられた方も多いかと思います。

 

年末年始に限らず、お近くに娘(息子)夫婦が住まれている方は、常日頃からお孫さんと遊んだり、面倒を見たりされているかと思います。

 

今回は、『お孫さんの抱っこを毎日のようにして腰が痛む時の対処法』について、書いていきます。

これを読むことで、抱っこでの腰痛のリスクを減らし、痛んだ時の対処法も分かるようになります。

 

お孫さんを長時間抱っこすると腰に大きな負担をかけてしまい、どうしても痛めやすくなります。

当院にもお孫さんの抱っこによって、腰を痛められたおばあちゃん、おじいちゃん世代の方が治療に来られています。抱っこで痛めた腰は、抱っこをしない時でも重ダルく痛み、悩みの種になりますよね。

 

抱っこで腰を痛める原因

抱っこをする際、人は腰を反ってしまいがちです。1~2分の短時間だけなら、腕の力だけで抱っこすることもできるでしょう。

しかし、抱っこが必要な年齢のお孫さんは0~3歳として新生児なら3㎏、3歳児にもなれば15㎏ほどになり、抱っこし続けるには結構な重量です。

また、子供は1度抱っこすると降りようともしてくれません。

 

抱っこする時間が長くなればなるほど、腕の力だけで抱っこし続けることはできずに、腰を反って背中の筋肉を使ってしまいます。

 

「娘(息子)夫婦の力になりたい!」と思われる方ほど、お孫さんと一緒に遊んだり抱っこをする時間が長くなります。

遊ぶときは腰を曲げて中腰姿勢でお孫さんと遊びますし、抱っこを要求されれば中腰の状態から腰を反って抱っこをされるかと思います。

このようなことを繰り返している内に腰の負担は蓄積し、腰痛だけではなく椎間板ヘルニアなどのリスクが高まります。

 

腰椎の構造

本来であれば、人の腰というのは負荷で腰を痛めないようになっています。

背骨は1本の長い骨ではなく、25個の骨が積み木のように積み重なってできており、この内の5個が「腰椎」と言われる腰の骨です。

 

しかも背骨は真っすぐではありません。

首は前弯・胸は後湾・腰は前弯しており、背骨に直接的な負荷がかかって壊さないためです。

背骨は上の骨と下の骨で「椎間関節」を形成しており、背骨は25個の骨と骨の間にはちゃんと関節もあるんです。

 

関節とは実は、

①動かしても骨と骨同士がぶつかって痛みを感じないように、クッションの役割をする軟骨があったり。

②関節同士が離れないように靭帯でくっ付いていたり。

③関節をスムーズに動かせるように、オイルの役割をする滑液があったり。

これらの軟骨・靭帯・滑液のおかげで、私たちは生活の中で関節をスムーズかつ、色々な方向に動かせるんです。

 

抱っこで動きが少ないと、筋肉や靭帯だけでなく椎間関節まで固まってしまい、腰の動きは悪くなります。

椎間関節が固まる → 脊柱全体の協調の取れたスムーズな動きができない → 筋肉や靭帯の可動域(伸び縮みできる範囲)が狭まることで柔軟性が減少する → 良い状態をキープできずに痛みが出る。

 

1日くらいであれば「疲れたぁ」で済むかもしれませんが、毎日のように抱っこが続くとそれがクセとなり、抱っこをしていなくても良い姿勢をキープできずに腰痛を引き起こすことになります。

 

対処法

立った時の良い姿勢とは、耳たぶ・肩の先端・股関節・膝の後ろ・くるぶしが一直線に並ぶ立ち方のことを言います。

しかし、抱っこの時に限っては少し猫背気味になる方が腰の負担は軽減します。

「無理に腰を曲げて猫背になれ」というわけではなく、脱力して楽な姿勢で抱っこをすると無理に腰を後ろに反らなくなるので腰痛を防ぐ事ができます。

 

また、とっさに中腰で腕だけ伸ばして子供を抱きかかえることもあるかと思いますが、腰に余計は負担を強いるのでギックリ腰やヘルニアなどのリスクが大幅に高まります。

お孫さんを抱っこするのであれば、腰を曲げるのではなく腰を落としてしゃがみ、体の近い位置で子供を抱っこするようにしましょう。

これだけでも、腰痛のリスクを減らす事ができます。

 

まとめ

結論としましては、お孫さんの抱っこでは無意識に腰を反ることが多く、腰痛になる人がたくさんいます。

しかし、脱力した姿勢であればお孫さんを抱っこしても腰痛になるリスクを減らす事ができます。

 

その結果、お孫さんの抱っこが多くても腰痛に悩むことは減っていくことでしょう。

お孫さんを中腰状態で腕だけで持ち上げるのではなく、しゃがんだ状態で体の近くで抱っこし、少し脱力してみてください。

 

柔道整復師・鍼灸師
赤星秀一  監修

 

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