ギックリ腰になった時に安静にし過ぎると悪化する理由! | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!
太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。

 

ギックリ腰になると動けないくらい痛いですよね。

私も20歳でギックリ腰になった時は、次の日も痛みが引かずに「これ治るのかな?」と不安の中、ワンルームのアパートで泣きそうになったことを思い出します。

ギックリ腰になったら「まずは安静にすること」と考えるでしょう。

ギックリ腰は痛みが強すぎるため早く普通の生活に戻りたくても、常に安静にしてしまいがちですが、実は安静にしてしまうことこそが回復を遅らせるだけでなく、再発するリスクも高まります。

2度とギックリ腰になった痛みや苦しみを繰り返さないためにも、安静こそが悪化させる原因になることを理解しなくてはなりません。

そのことが、この記事を読むことで分かって頂けると思います。

 

 

ギックリ腰で強い痛みを感じた時は、もうそのまま横になっちゃいますね。ですが、1~2日以上の安静は腰痛の改善には有効ではなく、回復を遅らせる原因になります。

なぜなら、人間の腰は動かすようにできており、家事や趣味などの通常の活動に戻るのが早ければ早いほど腰の状態も早く改善します。むしろ、安静指示を受けた患者さんは翌年にギックリ腰を再発する可能性が3倍以上高くなることが科学的に証明されました。

 

つまり「アイタタタ」と言いながらでも、いつもの生活を送る方が回復も早いし、腰が痛むのを怖がらずに趣味や自分の楽しみを続けることで再発のリスクも減少します。

安静にしてしまうことで腰回りの筋肉が弱ってしまい、身体を支える負担が大きくなり腰を痛めやすくなってしまいます。

 

また、運動療法に鍼治療を組み合わせることで、回復がより早まります。

「ギックリ腰をしたから、もう運動も控えよう」と思わず、思い切ってギックリ腰を起こす前の生活を送ることが最大の予防策なんです。

 

今まではギックリ腰を起こしたら「患部を冷やす寒冷療法が最適」とされていましたが、実は寒冷療法が効果的だというエビデンスは存在しません。

どちらかと言えば、ギックリ腰を起こした5日後までは「患部を温める温熱療法」の方が、痛みを軽減に効果的だというエビデンスは存在します。

 

ギックリ腰を起こせば患部を温め、痛くても次の日からは今まで通りの生活をしましょう。回復・再発の予防に効果的ですよ。

⇒当院のギックリ腰の治療についてはコチラ

 

 

 

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