こんにちは！
太宰府市 朱雀（朱雀大路交差点）にあるすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。
おばあちゃんの知恵袋な話しで、「頭痛の時は、こめかみを押すと痛みが良くなる」なんてお話しがあります。
患者さんの中にも、頭痛がした時によくこめかみを押す方もいらっしゃるようです。
今回は、「頭痛の時にこめかみを押すこと」について、書いていきます。
これを読むことで、こめかみを押したときに痛みが軽減する頭痛のタイプと増大するタイプが分かります。
頭痛がするからと言って、むやみにこめかみを押すと悪化する恐れがあります。
2大頭痛
慢性頭痛には、主に2大頭痛があります。
偏頭痛
仕事や家事が手につかないで、寝込んでしまうこともあるほどの頭痛です。
動くと痛みが悪化するので、ジッとしている方が楽になります。
偏頭痛の場合は、脳に血液が行き過ぎることによって痛みが発生しているので、首や肩を温めてしまうと、さらに血液が脳に流れ込んで悪化します。
偏頭痛の場合は、首や肩回りを冷やして、脳に行く血流を抑えてあげると楽になります。
緊張型頭痛
同じような痛みが毎日起こり、緊張性頭痛は身体的ストレスと精神的ストレスがいくつも重なることで、首から肩・背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで、血流が滞り痛みが起こります。
あまりに頭痛が続きすぎると、筋肉が緊張しなくても起こりやすくなるところが怖い所です。
緊張型頭痛の場合は、首や肩周りの筋肉を温めることで血流が良くなり、老廃物が流れることで痛みが軽減します。
こめかみを押さえるのは
こめかみを押して頭痛が楽になるのは、偏頭痛の場合です。
こめかみを押してあげることで、頭の血管の血流を減少させて頭痛を軽減させます。
緊張型頭痛の場合、こめかみを押さえてしまうと血流が阻害されるので、余計に痛みを増してしまいます。
実は混合型もある
偏頭痛と緊張型頭痛は「どっちかの頭痛だけになる」というわけでもなく、混合型というものもあります。
先週は偏頭痛で、今の頭痛は緊張型というような方も多くいらっしゃいます。
一概に、どちらかっていうのは決められないものなんです。
なので、「この前は、こめかみ押さえて楽になったから、今回も押そう」と、押してしまって痛みが増す場合もあります。
まとめ
頭痛がするからと言って、むやみにこめかみを押すと痛みが増す恐れがあります。
こめかみを押したときに痛みが軽減する頭痛偏頭痛だけです。
今の自分の頭痛が、偏頭痛か緊張型頭痛か分からない時は
偏頭痛 ⇒ 冷やして痛み軽減
緊張型頭痛 ⇒ 温めると痛みが軽減
このようにすぐに分かります。
そもそも、頭痛の時にこめかみを押すことを私自身はおすすめしていません(笑)
きちんとした治療をされることをおすすめします！！！
もし「頭痛薬ばかり飲んでて大丈夫かな」「頭痛が出ないようになりたい」
このようにお考えの方は、ぜひ「すざく鍼灸整骨院」にご相談ください。
すざく鍼灸整骨院
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