五十肩の痛みは治まってきたけど、まだ肩の後ろ側が痛い方へ | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!

太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。

 

 

もうクリスマスを迎え、もうすぐにお正月が来てしまいますね。2018年はどのように過ごされましたでしょうか??

平成最後の年となる2019年も病気やケガ無く過ごしたいものですね。

 

今回は、「五十肩の激しい痛みはなくなったのに、肩関節の後ろだけ痛む」ことについて、書いていきます。

この記事を読むことで、五十肩の痛みは治まったのに、肩の後ろ側の痛みがとれない場合にどうするべきか分かるようになります。

 

五十肩の痛みが引いても、肩の後に痛みが残ることは珍しいことではありませんが、そのまま放置すれば放置するほど痛みは引かなくなっていきます。

 

そう考えるようになったのは、五十肩の激しい痛みはなくなり、日常生活に支障はなくなったけど、ふとした時に肩の後ろに痛みが走るという人が多いからです。

このような方はよく「肩の後ろの、、、このスジが痛む時がある」とおっしゃいます。

 

 

五十肩とは?

五十肩とは、50代を中心に肩関節周りの組織が老化のために炎症を起こした状態を総称して「五十肩」と読んでおり、正式には「肩関節周囲炎」といいます。

昔は老化が主な原因とされていましたが、現代では20~30代の方も発症することも増えてきました。

 

五十肩の原因

五十肩の原因は老化使い過ぎと言われています。

肩の関節は色んな方向に大きく動かせる関節なんですが、構造上不安定で腕と肩を繋ぐ『腱』や関節を包む『関節包』というもののおかげで保護されています。

肩をあまりにも使い過ぎることで、微小な損傷が何度も何度も起きて炎症を起こし五十肩になってしまいます。

 

症状

五十肩が発症した際

‣自発痛(ジッとしていても痛い)
‣動作時痛(肩や腕を動かすと痛みが強くなる)
‣運動制限(日常生活で肩を動かせる範囲が極端に制限される)
‣関節拘縮(関節が硬まって、可動域が狭まってしまう)
‣夜間痛(1番の特徴で、寝ている時や寝返りの際に痛む)

症状の現れ方は人それぞれで、違和感程度の痛み方もあれば最初から激しい痛みが現れることもあります。

しかし、最初が違和感程度だった場合でも、炎症が強くなるにつれて我慢できないような痛みに変わってきます。

 

日常生活で困ること

‣服の着脱
‣頭が洗えない
‣ファスナーやボタンに手が届かない
‣ネクタイが上手く締められない
‣(ちょっとした)重い物を持てない

日常生活の中でこのような動作をする際に、肩に激しい痛みが現れやすくなります。

 

自覚症状

五十肩の自覚症状は3つの期間に分けられており、それぞれ痛み方や症状が変わってきます。

 

急性期(2週間~1ヶ月)

五十肩の中で最も痛みに悩まされる時期です。

ジッとしていても痛みがあり、肩を少し動かすだけでも激しい痛みが起きるので肩がほとんど動かせません。

寝ている時に夜間痛で起きてしまったりと、肩をほとんど動かさないので関節が固まる(関節拘縮)が現れて肩の動かせる範囲が狭くなってしまいます。

 

慢性期(半年~1年)

慢性期は徐々に痛みが軽減してくる時期です。

急性期ほど肩や腕をかばうことは少なくなってきますが、まだまだ肩や腕を動かせる範囲は狭く制限がかかったような状態になってしまいます。

そのため、先ほど紹介した日常生活の動作が困難になってきます。

 

回復期

回復期はその名前の通り、肩の動きや痛みが回復して良くなってくる時期です。

動かせる範囲はまだ若干狭いままですが、痛みは大幅に軽減しているので肩や腕が動かせるので、徐々に範囲も広くなってきます。

 

ただ、五十肩の症状は何も治療をしなくても1~2年で自然と痛みは消えるとされています。

しかし、半数の患者さんは平均7年後に痛みや関節の動きが悪いなど、何かしらの症状が存在していたとの報告もあります。

つまり、患者さんの治癒能力と安静だけに任せて自然治癒させるのではなく、積極的に痛みと関節の動きを取り戻して改善する治療が必要であるとされています。

 

 

肩関節の後ろ側が痛いままの方の特徴

過去に五十肩にお悩みで、当院に通われている患者さんは

「五十肩の激しい痛みは治まったのに、肩の後ろだけがどうしても痛む。けど、常に痛いわけではなくて、何かしようと動かしたとき、起き上がろうと手を付いたときだけピリッと痛む。」

このように話される方がいらっしゃいます。

 

動かしていない

五十肩の初期は特に何をしていなくても痛む自発痛があるので、とてもじゃありませんが痛くて動かせません。

五十肩を発症してから半年ほどで、ようやく痛みが落ち着いてきて徐々に動かせるようになるのですが、この半年間はほとんど肩関節を動かしていないので、肩関節に加え、靭帯、筋肉などの肩周りの組織も硬くなります。

 

人間の体というのは使わなければ退化しますので、肩関節も使っていなければ柔軟性は失われます。

 

五十肩の痛みも改善し、肩回りの組織は動かせるようになって柔軟性を取り戻し始めますが、肩の後ろを伸ばすこのような動きはなかなかしないですよね。

画像

 

そのため、肩の後ろの組織だけ柔軟性が戻ってなくて痛みが出てきます。

 

また、肩の後ろの組織だけ柔軟性が戻っておらず硬い状態ということは、肩関節全体で見るとアンバランスな状態なので、体を整えて動きを出してあげる必要があります。

 

体の使い方

五十肩の痛みはとても強いものなので、体は無意識のうちに「痛くない姿勢」になろうとします。しかし、痛くない姿勢なので正しい姿勢ではありません。

五十肩の痛みが治まったから元の姿勢になるものでもなく、歪んでしまったらそれは悪いクセとして体に定着します。

 

いくら肩関節は大きな範囲動かすために不安定といっても、正しい使い方をしていれば五十肩にはなりにくいものです。

しかし、五十肩になり肩の後ろだけ痛みが続いている、何度も定期的に五十肩になってしまうという方は体が歪んでしまい、体の使い方が間違っている可能性があります。

 

まとめ

結論としまして、五十肩の激しい痛みが治まっていくにつれて、肩をできるだけ動かしていた方が最初は多少の痛みを感じるかもしれませんが、その後の予後はかなり良くなります。

また、治療を同時に行うことで日常生活での動かしにくさや、再発を防ぐ事ができます。

 

その結果、肩の後ろ側が痛むことはなくなるので、五十肩の痛みに苦しむことはないでしょう。

まずは、五十肩の激しい痛みがなくなったのに肩の後ろが痛む場合は、TVを観ながらでも構いません。肩関節の後ろを伸ばすようなストレッチをされてみてください。

 

それでも、違和感や痛みが消えない場合は、当院にご相談ください。

 

 

柔道整復師・鍼灸師
赤星秀一  監修

 

すざく鍼灸整骨院

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