鍼灸治療 | 福岡 太宰府 腰痛 肩こり 頭痛の整体 鍼灸ならすざく鍼灸整骨院

鍼灸治療とは

鍼灸治療とは

東洋医学には、服用することで体の内部から改善していく漢方、外部からの刺激で改善していく鍼灸治療があり、東洋医学の鍼灸治療では「経絡(けいらく)」を使って治療を行います。

経絡(けいらく)とは?

経絡とは、体の深い場所から皮膚に近い場所まで縦横無尽に全身を走っているいわば「線路」のようなものです。この経絡に点在するのが経穴(けいけつ)と言われるいわばツボのようなもので、ツボを鍼で刺激することで経絡を介してコリや痛みの改善、内臓の活性化など、体を改善、修復させていきます。

このような考え方は東洋医学独自の考え方で、鍼は筋肉のコリや関節の痛みだけではなく、内臓の不調やストレスの緩和などさまざまな症状に対してアプローチできる万能な治療法です。さらに近年では、鍼治療を用いる場合でも東洋医学だけではなく、西洋医学の考え方も加わったことで治療の幅が大きくなり、より患者さんお一人お一人に合った治療を選択できるようになってきました。

鍼治療は痛くない?

鍼治療は痛くない

鍼治療を受けられたことがない方は、「鍼って痛いの?痛かったら嫌だな」という心配が番強いのではないでしょうか。多くの方が注射針を想像されるかと思いますが、注射は血液を採取したり薬を体内に入れたりするために管状の物をカットしているので真ん中が空洞になっており、どんなに細くて外径が0.4~0.55㎜あります。

一方、一般的に鍼治療に使われる鍼は髪の毛ほどの細さのものがほとんどです。当院で使用する鍼も0.15~0.20㎜の細さで、痛みを感じることはありませんので、安心して鍼治療を受けていただけます。
最初は鍼を怖がっていた患者さんも、鍼治療を受けた後「あっ、こんなもの?全然大丈夫でした」とおっしゃられ、今では普通に鍼治療を受けていらっしゃいます。

お灸って熱くないの?

お灸は熱くない

鍼と同様、「お灸って熱そう…」「火傷するくらい熱いものなんじゃないの?」ということも心配になられるかもしれません。しかし、こちらもご安心下さい。
当院では「台座灸(だいざきゅう)」と言う、火の付いたお灸が患者さんの皮膚に接触しないよう台座が付いているお灸を使用しており、お灸の温かさはそのままに火傷の心配もありません。お灸治療も安心して受けていただけます。

鍼灸治療が効果的な理由

「治るための力」を引き出す治療

鍼が効果的な理由

鍼治療というのは「鍼で治す」というよりも「鍼をすることで、本来持っている自己修復能力を最大限引き出して、改善していく治療」です。人にはもともと、自分で自分を治すために自己修復能力が備わっており、ウイルスに感染してもやっつけたり、ケガをしても治してくれたりしています。

しかし現代の生活では、

  • 偏った食生活
  • デジタル機器への依存
  • 運動不足
  • ストレス

など、日々体はこれらの影響を受けるため、食べたものも上手く消化、吸収がされず、体に栄養が回らなくなり、筋肉・内臓・細胞に至るまで元気な良い状態をキープできなくなっていまい、自己修復能力が低下してしまいます。この低下した自己修復能力を最大限に引き出すのが鍼治療なのです。

硬結(こうけつ)に直接アプローチ

硬結にアプローチ

筋肉がこり固まった場所や負担をかけ続けた場所には、「硬結(こうけつ)」という、コリっとしたしこりができ、この硬結(こうけつ)が痛みを出す、そして痛みを和らげるための重要なポイントになります。

硬結に鍼をして微小な傷を作ることで体が反応し、体を修復する細胞やタンパク質などが集まり、硬結ができる前の柔らかくて柔軟性のある元の筋肉の状態に修復して戻そうとします。

硬結に鍼をすると、体の奥にズーンと来る感覚があります。この反応を「ひびき」と言って、その場だけでなく腰なら足へ、肩なら頭まで響く感じがありますが、この「ひびき」は鍼が効いてる証拠でもあります。

鍼とお灸を組み合わせる

鍼とお灸を組み合わせる

また、鍼治療とお灸治療を併用することで、体を温め免疫機能や血流改善の効果を倍増させます。
お灸は実際に火を使い治療をするので、「ヒートショックプロテイン」という、熱で反応し、体や細胞を活性化させるタンパク質が発生しやすくなり、体の改善を加速させてくれるというデータもあります。

当院では、鍼とお灸の効果を合わせることで、コリや痛み、しびれといった症状の改善を行っています。

鍼は指では届かない場所にも届く

負担を最小限に

筋肉というのは何層にも重なっており、皮膚から触れる浅い筋肉から、骨と同じ深さにも筋肉はあります。先述した硬結(こうけつ)は、体の表面だけにあるわけではなく筋肉の深い位置にあって指でギリギリ触れるくらいの場所に存在することもあります。

負担を最小限に留める鍼治療

奥深い硬結(こうけつ)を指で治療しようとすれば、皮膚、脂肪、浅い場所にある筋肉を全て巻き込んでしまうため、奥深くにある硬結を治療することで他の組織を押し潰してしまう可能性もあります。しかし、鍼であれば他の組織をムダに傷つけることなく、深い筋肉までアプローチして治療することができます。

また、しびれの症状に対する治療でも同じことが言えます。神経は筋肉の間を縫って走行したり、奥深くの筋肉の下をくぐるようにして全身を走っていて、神経に対し治療する場合も指で無理やり治療すると筋肉や組織を傷つけかねませんが、鍼治療であればそのままダイレクトにアプローチできます。

当院の鍼灸治療で改善が期待されるおもな症状

鍼灸治療で改善する症状

肩こり・腰痛・頭痛・背中の痛み・五十肩(四十肩)・指のしびれ・ぎっくり腰・寝違い・ヘルニア・坐骨神経痛・股関節痛・膝関節痛・足首の痛み・耳鳴り・めまい・便秘・逆子など。

このような症状でお悩みの患者さんが、鍼灸治療を受けておられます。

これらの症状でお悩みの方、そのほかにお悩みの症状がある方は、ぜひ当院の鍼灸治療を受けてみてください。

(柔道整復師・鍼灸師 赤星秀一 監修)

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