こんにちは!
太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)にあるすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。
朝や夜だけではなく、お昼も涼しくなってきましたね。
夜寝る時は布団がないと寒くて風邪を引きそうですが、フカフカした布団に包まっている感触は何とも言えない幸せがあります。
個人的な感想ですが、深夜に5時間寝るのと早い時間帯から5時間寝るのでは、翌日起きてからの集中力が全然違いますね。
最近では早い時間から寝て、まだ外も暗くて誰も起きてないような時間から仕事をするのがマイブームです!!
今回は、「寝違えをツボで治していく方法」について、書いていきます。
これを読むことで振り向くのも困難な寝違えから、いち早く回復することができるようになります。
寝違えはどこがどう痛いのか自分でもよく分からない場合も多いものです。
でも、痛いということは分かっているから、とりあえず痛みがある首や肩をモミモミと揉んでしまうかもしれませんが、正しく対処しなければ自分自身で痛みを長引かせてしまう結果になってしまいます。
当院の患者さんの中にも「寝違えの痛みがあって首は動かせないけど仕事は休めない!!」という方は多く、出社してみるものの「痛みでいつものように仕事がはかどらずに、支障があって困る」と言われる方も少なくありません。
寝違えとは?
寝違えは誰でも1度は経験があると思います。
朝起きて首を少しでも動かした瞬間にピキッと鋭い痛みが走り、初めて寝違えたことに気付くことでしょう。
痛みはある!!確実に痛みはある!!
首が痛いような気がしていたけど、肩かな?腕まで痛い気がしてきた!と、いまいちどこが痛いのか分からないのも寝違えの特徴です。
寝違え(寝違い)は正式な疾患名ではありません。
医学的には、首周りの痛みを総称して「急性疼痛性拘縮」といいます。
急性 ⇒ 急に
疼痛性 ⇒ 痛みのある
拘縮 ⇒ 筋肉が緩まない(可動域制限)
つまり、首の周りの筋肉が急に起こった寝違えの痛みでガチガチになって、いつもみたいに動きませんよってことになります。
急性の疼痛は実は体を守るための反応の1つで、病気やけがで傷ついた部分を一時的に安静にさせて修復させるために脳がわざと「痛い」というシグナルを出します。
このシグナルこそが寝違えのピキッくる痛みの正体なんですね。
この痛み自体は痛めて2~3日頃から、痛いながらも徐々に動かせるようになる場合がほとんどです。
痛い時でも動かせる範囲は動かしていた方が治りは早くなります。
寝違えの原因
寝違えは一般的にレントゲンやMRIの画像診断で首や肩周りに異常は見られません。
寝違えの原因は
‣睡眠中に不自然な姿勢が続いた
‣筋肉の疲労
‣頸椎(椎間関節)や筋肉の炎症
‣暴飲暴食
‣腋窩神経(脇を通る大きな神経)が圧迫される
これらが大きな原因とされており、首周辺に原因がないことも良くあります。
そもそも、無理な体勢や体が痛んでしまうような寝方をしていると、体は自然と寝返りをしてくれるはずなんですが自然な体勢になる事ができずに朝まで過ごしてしまうと寝違えを起こしやすくなります。
元々の原因は、この無理な体勢で寝ているのに、寝返りをしない体なんです。
寝ている時の体勢だけではなく、遅い時間までの飲酒や食べ過ぎなど内臓に負担をかけることも寝違えの原因となります。
寝違えの対処法!
まずは間違った対処法、最後に寝違えに効果的なツボを紹介していきます。
間違った対処法
自分で揉む
寝違えは痛みが強く首~肩、次に二の腕の外側と、どこが痛いかも分かりにくいので自分で触りたくなり、揉みたくなりますね。
揉んだらほんの気持ちだけ痛みが和らいだように感じますが、寝違え自体は首周りに原因がないことも多いので、首周りを自分でゴリゴリしても効果はありません。
むしろ、自分でゴリゴリしてしまうと首の周りの筋肉を傷つけ、傷ついた筋肉が気になってさらにゴリゴリ、さらに筋肉が傷ついて・・・・
このように、自分で揉むと悪化させることになるので痛くても自分でゴリゴリ揉むのはやめましょう。
当院にも、「寝違えてある一定のところまで首を回したら痛い」というくらいの痛みだった患者さんが、1日中自分でゴリゴリしてしまったために仕事が終わって「今から大丈夫ですか?」と電話をかけて来られた方がいらっしゃいます。
ベッドと壁の位置を話す
人は物や圧迫感があると寝返りをしにくくなります。
壁とベッド(の横)をピッタリと密着させている方も多いと思いますが、できるだけ離した方が寝返りを打ちやすくなります。
また、ベッドの横に落下防止用の柵を取り付けると寝ている時でも、心理の深いところで安心して眠る事ができます。
家具屋さんでも1000円とかであったんじゃないかと・・・・
首をゴキッと言わせる
中には自分のアゴを手で持って、寝違えで痛いにもかかわらず思いっきり首を横に捻ってゴキっと音を鳴らせようとする方もいらっしゃいます。
なぜか聞いてみると「以前、寝違えで通った整骨院で矯正ってことで首を鳴らされたんです。」とのこと。
別に治らなかったけど、ゴキっと音が鳴ったので効果がありそうな気がするとのことでしたが、寝違えの時に関わらず首を自分でゴキっと鳴らすようにするのはやめましょう。
今は若い10代の学生さんも、自分で首をゴキっと鳴らそうとして失神する子もいます。
首を鳴らしたからと言って症状は軽くなりません!!
寝違えに効果のあるツボ
自分でゴリゴリ揉んだり、首の骨を鳴らそうとするのではなく、安全かつ簡単にツボを使って治すのはいかがでしょう。
合谷(ごうこく)
手の甲側で親指と人差し指の間を辿っていくとお互いの骨が合流している所があります。
そこから気持ちだけ、人差し指側にあります。
落枕(らくちん)
手の甲側で人差し指と中指の股のから親指分手首側に行ったところ。
押したらズ~ンとくる場所です。
まとめ
寝違えは首や肩周りの広い範囲で痛みが出るので、自分でもどこが痛いのか分かりにくいものです。
ですが、どこが痛いかよく分からないけど、とにかく揉んで痛みを取るという選択肢だけはやめましょう。
自分で痛みを悪化させて、仕事や日常生活に支障をきたすだけの結果になってしまいます。
仕事の都合ですぐには治療に行けない場合など、ぜひツボで試されてみてください。
柔道整復師・鍼灸師
赤星秀一 監修
すざく鍼灸整骨院
【福岡県 太宰府市・大野城市・春日市で体の痛みや不調にお困りでしたら、すざく鍼灸整骨院にお任せください!】
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