こんにちは!
太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。
当院に来られる腰痛を感じていらっしゃる患者さんの中でも「くしゃみをすると腰を痛めそうで怖い!」と話される方は多いものです。
私も腰痛持ちなので「それ分かるなぁ」と共感してしまいます。
実際にくしゃみをしてぎっくり腰を起こしてしまったり、慢性的に腰を痛めていて痛みをそこまで感じていなかったのに痛みがぶり返した方も多くいらっしゃいます。
今回は、「腰を痛めないくしゃみの仕方」について、書いていきます。
これを読むことで、くしゃみをする時に限りなく腰を痛めにくくなるだけではなく、「あっ、痛めるかな?ヤバイかもな??」ということさえ感じなくなります。
くしゃみをする時はかなり大きな負担が腰にかかっているので、壁を両手で支えながらくしゃみをすると大幅に腰への負担が減らす事ができるんです。
私自身、何回ものぎっくり腰や腰椎ヘルニア・坐骨神経痛で苦しんだので腰を痛めやすく、くしゃみをするたびに地獄を味わった経験があります。
今は「腰が痛いか?」と言われればそうでもないのですが、やっぱりくしゃみをするたびに不安が頭をよぎります。というよりも、怖いです(泣)
ぎっくり腰をやったことがある・慢性(長い期間)腰痛という方は、共感して頂けるのではないでしょうか??
くしゃみの威力は凄い
「くしゃみの威力www?」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はくしゃみもなかなかバカにはできません。
くしゃみをした時に出るツバは、新幹線よりも早い時速320㎞で口から飛び出します。
この口から出たツバの砲台はもちろん自分の体なんですが、衝撃をどこで耐えるのかというとほぼ腰で耐えます。
これだけ大きなエネルギーを持ったくしゃみを腰で耐えてしまえば痛めてもおかしくありませんね。
「くしゃみでぎっくり腰になった」なんて話はよく聞くことでしょう。
くしゃみの衝撃で上半身が反射的に前に倒れますよね。
私のブログに何回も出てくるお話しですが・・・・
頭は体重の約10%あり、体重50kgなら頭部は5㎏・体重が60㎏なら頭部は6㎏あり、この重さをボーリングの球で例えると約13ポンドに相当するので、男性でもなかなか投げないような重さです。
「勢いのついたボーリングの球を腰で急ブレーキをかける」と考えると、腰にかかる負担がとても大きいことが分かると思います。
しかも、頭は腰から最も遠い場所に乗っかっているので、急ブレーキをかけると1番負担をかけてしまいます。
やっぱり怖いのはぎっくり腰
くしゃみで最も怖いのはぎっくり腰ではないでしょうか。
正式名称は「急性腰痛」と言い、欧米では「魔女の一撃」と言われるほど強い痛みが発生します。
痛みのレベルは、その場で崩れ落ちて動けない人もいれば、腰は痛いけど歩けるって人もいます。
私が学生時代に博多区の整骨院で修業させて頂いていた頃、あるガラス会社でぎっくり腰を起こした30代の男性が台車に載せられて運ばれてきたことがあります。
従業員は中年の方が多く、ぎっくり腰を起こした男性もちょっと体が大きめということもあり苦肉の策で台車に乗ってもらって、数百m先の会社から2人がかりで押されて来院されました。
この男性はくしゃみをして腰がゴクッて音がした後に動けなくなったとのことで、とても強い痛みに襲われました。
自分で動けて仕事に影響ないくらいであれば良いのですが、くしゃみ1つで仕事を休まないといけない状況にもなりかねません。
「じゃあ、一生くしゃみをしないようにすれば・・・」は無理ですね。
では、「くしゃみをする際に腰に負担をかけないやり方」というものがありますので紹介していきます。
腰を痛めないくしゃみの仕方
くしゃみする時の衝撃をどうにかしないといけませんが、衝撃を体の外に逃がしてあげる必要があります。
どうするのかというと、手から逃がします。
デスクワークのようなに座っている状態でくしゃみをする時は、両手でこのようにデスクに手を当てます。
立っている状態であれば両手を壁に手を付くようにします。
このくしゃみのやり方であれば、今まで腰だけで耐えていた衝撃と頭・上半身の重さ(負担)が腕⇒手を通って逃げていくので大幅に腰の負担を減らす事ができます。
上記で書かせていただきましたが、私も腰痛持ちなのでくしゃみをした時に「あっ、、、今のはヤバかった!!」と思うことがあるのですが、手を付いてくしゃみをするだけで私は何回も救われました。
ただ手を付く時に間違ってはいけないのは、体の正面で手を付くということ!!
くしゃみをする時は前に体が倒れるので、横に手を出して机や壁に手を付いても衝撃をほとんど逃がすことはできません。
ただ、このくしゃみのやり方にも弱点があります!!
1人の場合は良いのですが、周りに人がいると口を押えないのであまりよく思われないかもしれません(笑)
周りに人がいる会社やカフェでは、片手はデスクや壁に・もう片方の手は口に当てるようにしましょう。
その時は、デスクや壁に付く手は体の中心の位置に持ってくるようにしましょう。
私自身で実証済みですが、左右どちからに寄ってしまうと衝撃が逃げにくくなってしまいます。
まとめ
くしゃみは腰に大きな負担をかけてしまい痛める原因になってしまうので、デスクや壁に手を付いてくしゃみをするようにしましょう。
手を付く時の注意点としては
①手を付くのは体の横ではなく正面に手を付く
②片手で手を付く時は手を付く位置を中心に持ってくる
この注意点を忘れないように。
この注意点を忘れずくしゃみをしていただけば、腰の負担を大幅に減らして腰痛を防げるようになります。
柔道整復師・鍼灸師
赤星 秀一 監修
すざく鍼灸整骨院
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