腰痛には低反発マットと高反発マットはどっちがいい?? | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!

太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)のすざく鍼灸整骨院 院長の赤星です。

 

先日のブログでも、季節の変わり目にはギックリ腰が多いことを少しだけ言わせていただきました。

という私も、実は先週の木曜日に患者さんのお子さんを抱っこした際にギックリ腰になってしまい、地獄の週末を過ごしました(笑)

 

で、よく質問を受けるのは「寝る時のマットレスは低反発と高反発どっちが良いですか?」ということ。

やっぱり、そこは迷うところですよね。

 

ということで、今日は『腰痛には低反発マットレスと高反発マットレスどっちが良いか?』についてお話ししていこうと思います。

 

 

高反発マットレス

高反発マットレスと聞くと、「硬くてキツそう」と思う方もいるかもしれません。

しかし、高反発マットレスは「硬い」という意味ではなく、「跳ね返す力が強い」という意味です。

 

高反発マットレスのメリット

人は一晩で20回ほど寝返りをします。

ですが、筋肉や関節が硬かったり・腰痛や肩こりがあったりすると、寝返りの回数は減ると言われます。

 

寝返りをする回数が減ると、体の同じ部分に自分の体重(負荷)がかかり続けるため、余計に痛めてしまう可能性があります。

しかし、跳ね返す力の強い高反発マットレスは寝返りが打ちやすく、沈み込まない分良い睡眠姿勢をキープできるというメリットがあります。

 

高反発マットレスのデメリット

高反発マットレスは通気性が良いのも特徴で、その分寒いと感じる人もいます。

寒く感じると、寝ていても体が丸まって余計な力が入り、硬直する可能性もあります。

 

また、低反発マットレスブームがあったので、特に低反発マットレスに慣れてた人にとっては高反発マットレスは反発が強い分、腰痛や頭痛の原因になることもあります。

余談ですが、実は私がまさしくコレで、低反発マットレスから高反発マットレスに変えてみましたが、毎朝腰がバキバキで痛くて曲がれません(泣)

 

 

低反発マットレス

低反発マットレスは、一昔前から有名人やスポーツ選手がCMに起用され、ブームが起きましたね。

今でも、低反発マットレスは高反発マットレスに比べて安価ですし、種類も多くて人気の寝具です。

 

低反発マットレスのメリット

低反発マットレスは、押してみたことがある方は分かると思いますが、押し込んでみるとじわ〜っと沈み込んでゆっくりと戻ってきます。

この沈み込む柔らかさが心地よく、体にフィットするので体にかかる負担を分散してくれます。

 

これにより、普通の布団に寝ていた時に腰がブリッジしてしまい(反ってしまって)腰痛が軽減したり、頭〜肩まで面でフィットしてくれるので痛みを感じなくなるというものです。

また、寝心地が良いということは、睡眠に入る時間も短く・質の良い睡眠も取りやすくなります。

 

低反発マットレスのデメリット

先ほどもお話ししたように、低反発マットレスはゆっくりと沈み込んで体にフィットしてくれることがメリットでした。

しかし、この沈み込む柔らかさがメリットでもあり、デメリットでもあります。

 

低反発マットレスは沈み込む柔らかさがあるために、寝返りが打ちにくく同じ姿勢を長くキープしてしまいやすくなります。

そのため、合わない人にとっては腰痛や肩こりの症状を出現、もしくは増強してしまうことになりかねません。

 

腰痛には低反発マットレスと高反発マットレスどっちが良いの?

結局、ここですよね。

腰痛持ちにはどちらのマットレスが良いか???

 

・・

・・・

・・・・

 

無責任に聞こえるかもしれませんが、これも人それぞれなんです。

これは、「答えが出せなくて大変申し訳ない!」としか言えません。(汗)

 

高反発マットレスは、身体が資本のスポーツ選手なども多く使われていることは有名です。

本当に良いものなのだと思います。

 

しかし、私は使っていた低反発マットレスがへたれたので、試しに噂の高反発マットレスを買ってみました。

が、、3ヶ月ほど使ってみても体が慣れることはなく、腰はほぼ毎朝バキバキで曲がれないほど痛かったです。

 

「じゃあ、低反発マットレスの方が優れているのか?」と問われると、これも絶対とは言えません。

腰痛持ちの患者さんの中には、某有名低反発マットレスを購入して使ってみたところ、腰痛が増しただけではなく頭痛まで出てきて使うのを止めた方もいらっしゃいます。

 

また、逆もあって高反発・低反発マットレス、それぞれ使ってみて腰痛が改善した方もいらっしゃいます。

「実際に試してみるしかない」というのが、私の本音です。

 

 

まとめ

腰痛には高反発マットレスと低反発マットレスが良いか?についてでした。

布団専門店や家具屋、もしくはモールなどの寝具売り場に行くと試しに寝てみたりすることも可能です。

 

また、「コレいいな!」と思ったら、口コミを見てみることも1つの手です。

マットレスを変えても、1日だけ寝て結論を出すのではなく、1~2週間ほど寝てみて自分に合うかどうか判断しましょう。

 

 

柔道整復師・鍼灸師
赤星秀一  監修

 

 

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