肩こりに悩む看護師さんのためのおすすめストレッチ!! | すざく鍼灸整骨院 院長のブログ|福岡 博多 太宰府の自費治療院

こんにちは!
太宰府市 朱雀(朱雀大路交差点)にあるすざく鍼灸整骨院です。

 

私の姉は看護師をしており、若い時は集中治療室での勤務・今は結婚して子供も3人いますが病棟勤務をしています。

人の命を預かる現場は、緊張もするしストレスもあることでしょう。

ストレスだけでも肩こりを悪化させる原因になるのですが、看護師さんは座る時間もないので立ったままカルテや書類諸々の事務仕事をされるので、肩こりになりやすいですね。

私の姉は0歳の娘もいるので、家では抱っこも多いようでよく寝違いのような痛みが出てしまいます。

 

ちなみに、肩こりは日本人が自覚する症状として女性:1位  男性:2位の、まさに国民病です。

これだけ多くの方が悩まれている肩こりなのに、実は意外と間違ったストレッチをされて対処した結果、肩こりが悪化した人が後を絶ちません。

これは治療者として、放ってはおけない事態なのです。

 

今回は、「看護師さんの肩こりを解消する正しいストレッチ」について、紹介してしていきます。

これを読むことで、正しくて効果的なストレッチを行えるので、肩こりをスッキリ改善させることができます。

 

首や肩をとりあえず伸ばせば、肩こりに効果的なストレッチができるわけではありません。

 

 

実は重い頭部

まず1つ目の要素の頭の重さ!

実は肩こりの原因は、肩だけにあるわけではないのです。

頭は体重の約1割もあるので、体重60㎏であるなら頭の重さは6㎏もあることになります。

 

こんなに重い頭でも、正しい姿勢で体の中心で支えればさほど負担とはなりませんが、姿勢が崩れて体の中心で支え切れなければ首と肩にとって大きな負担になります。

ただでさえ、こんなにも重い頭を支えている首と肩に、さらに大きな負担をかければ肩こりや頭痛の異常が起きてもおかしくありません。

しかも、首は脳と体をつなぐ神経が密集している場所です。

 

しかも、看護師さんは血圧・採血など検査をすることも多く、外来だろうと病棟だろうと下を向くことが多いでしょう。

 

姿勢や身体の使い方が悪くて肩が内に入って(巻いて)しまうと、猫背になります。

猫背になった状態では、頭を真っ直ぐにキープできず前に出て下に落ちます。

前に出た頭は重いため、首や肩の筋肉が常に緊張して頭を支えている状態になります。

 

こんな姿勢になります。

頭を身体の中心で支えきれていないことが分かると思います。

 

自分では気付かなくても端から見ると正しい姿勢をキープできなくなります。

このように身体が歪み、体の使い方やバランスが崩れてしまうことで肩こりの原因になるんです。

 

 

動かしていない

2つ目の要素は動かしていない事。

「自分は仕事もメッチャ忙しいし、意外と仕事で歩いたりしてる!!」

そんな方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに動くことは良いことです!!

安静にし過ぎるより、存分に動いた方が肩こりに限らず痛みや不調は改善しやすくなることも知られています。

でも、思い返してみると、肩はそんなに動かしてないのではないでしょうか??

 

よく勘違いされるのが「運動している = 体が柔らかい」ということです。

残念ながら、必ずしもそうとは限りません。

毎日ランニングだろうとジムに通われていても、身体がガチガチの方も大勢いらっしゃいます!!

 

主に肩こりの原因となる筋肉は「僧帽筋」と言われる筋肉です。

 

 

僧帽筋

僧帽筋は頭蓋骨の後ろから方の外側に行き・肩甲骨を越えて腰の上あたりまで伸びる筋肉でひし形のような形をしています。

カトリック「僧」「帽」子に形が似ている筋肉だから「僧帽筋」です。

首や肩だけではなく、背中まで伸びているこの広い筋肉は、肩を動かすときには必ずと言っていいほど使われる筋肉になります。

頭の重さを支えているだけではなく、両方合わせて約10㎏の腕も僧帽筋にブラ下がっているので「常に酷使されている筋肉」と言えるでしょう。

 

 

筋肉の役割

実は筋肉というものは骨から骨に付いています。時には同じ骨・時には関節を越えて違う骨など、付いている場所はさまざまですが、ほとんどの筋肉が骨から始まり・骨で終わるんです。

もちろん僧帽筋も、骨から骨に付いています。

僧帽筋のおかげで姿勢を保てるし、肩の正常な動きをすることができます。 

 

また、血液は心臓から押し出されたら体をそのまま巡るわけではなく、筋肉が伸びたり縮んだりしてポンプの役割をしてくれるので、全身に血液を巡らせる事ができます。

これを「筋ポンプ」と言います。

僧帽筋の柔軟性がなくなり固くなると、この筋ポンプが正常に働いてくれず肩回りの血行不良になり老廃物が溜まって、肩こりになります。

 

ではでは、話しをまとめますと

 

僧帽筋をあまり動かさず柔軟性が低下 → 柔軟性が低下し固くなった僧帽筋がうまく筋ポンプができない → 血行不良となり肩に老廃物が溜まって肩こりになってしまいます。

 

 

 

やってはいけないストレッチ

おすすめのストレッチの前に、肩こりの際にやってはいけないストレッチからご紹介。

 

首を横に倒し、肩を伸ばす

 

首を前に倒して、首の後ろを伸ばす

 

腕を体に持ってきて、肩の外側を伸ばす

 

今まで肩こりを感じていた看護師さんは、このようなストレッチをされていたのではないでしょうか??

 

肩が巻いて頭が前に落ちてしまう肩こりは、肩・首が伸びてしまうことで起きてしまいます。

なので、ご紹介した3種類のストレッチはやっている時は気持ちが良いのですが、伸ばして肩こりになった肩をさらに伸ばしてしまうので、結果的に肩こりを悪化させてしまいます。

 

 

正しいストレッチ

伸ばされている筋肉があるということは、縮んでいる筋肉があるということです。

肩こりの場合、胸の筋肉が縮んでしまい、後ろ側の筋肉が伸ばされているケースがほとんどです。

ストレッチをする場合は、胸や前側の筋肉を伸ばしてあげることが大切でしょう。

 

肩の後ろを伸ばすストレッチは逆効果なので、身体の前を伸ばすようなストレッチを行いましょう。

 

大胸筋のストレッチ

縮こまっている胸の筋肉を伸ばすストレッチです。

 

①手の平から肘まで壁に手を付けます。

 

②反対の手は後ろに回して、体を前に倒します。

胸の筋肉(大胸筋)を伸ばしてあげることで、縮こまった姿勢をまっすぐにしやすくなります。

 

鎖骨(+大胸筋)

鎖骨を伸ばすことで、腕ではなく肩から大きく腕を使えるようになり、肩こりが改善していきます。

①後ろで指を組んで、胸を張ります。そのまま30秒伸ばしていきます。

 

②余裕があれば上半身を捻っていきましょう。

左右に捻りを加えることで、鎖骨をさらに伸ばす事ができます。

 

 

まとめ

首や肩をとりあえず伸ばしても、肩こりに効果的なストレッチになりませんが、ご紹介させて頂いたストレッチであれば肩こりを軽減してくれます。

 

「もう頭痛がひどくて、すぐに肩こりを治したい」「もう何年・何十年と肩こりと付き合っている」

このような看護師さんは、ぜひ「すざく鍼灸整骨院」にご相談ください。

 

最短で肩こりを解消させるお手伝いをさせて頂きます。

⇒当院の肩こりの治療についてはコチラ

 

 

 

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